2014年5月14日水曜日

アジアのトラブルメーカー中国(14):ウルグイ人弾圧、逃亡かそれとも抵抗か?

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●ウイグル地区


レコードチャイナ 配信日時:2014年5月14日 9時36分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=88021&type=0

ウイグル人、中国政府の弾圧受け東南アジアへ逃亡
=文化の近いトルコへの脱出望む―米メディア


●13日、ウイグル族のムスリムと中国政府は長期にわたる緊張関係にあり、多くのウイグル人たちが東南アジアへの脱出を図っているという。写真はウルムチのウイグル族住民。

 2014年5月13日、ウイグル族のムスリムと中国政府は長期にわたる緊張関係にある。
 彼らは、政府の政策は自分たちを政治的、文化的に周辺化しようとするものだと非難する。
 米ラジオ局のボイス・オブ・アメリカが伝えた。

 長年にわたり、多くのウイグル族が国外へと逃亡を続けている。
 中国が再び新疆で鎮圧行動を取ったことについて、活動家は
 「東南アジアへと逃げていくウイグル人が増え続けている。
 彼らが今後どうなっていくのかは分からない」
と語った。

 タイの移民局職員によると、同国では少なくとも400人のウイグル人を拘束しており、他にも多くのウイグル人が各地に潜伏しているという。
 今年初め、当局はカンボジアに近い国境地域でウイグル人20人を発見した。
 マレーシアの活動家によると、数百人のウイグル人が残留を試みるか、他国の保護を求めているという。

 タイ国内には数十万人に上るミャンマー、カンボジアからの移民労働者がおり、不法移民問題は新しい問題ではない。
 だが、移民局関係者は、これほど多くの不法ウイグル人移民を目にしたことはないと語った。
 その多くが女性や子どもだという。
 タイとマレーシアは、拘束した不法入国者の処分をまだ決定していない。

 ウイグル人たちは、文化や言語の似たトルコへの入国を希望し、トルコ政府も受け入れの意志を示している。
 ウイグル人の自治権拡大を目指す世界ウイグル会議は、トルコ国内には約3万人のウイグル人が居住していると見積もっている。



レコードチャイナ 配信日時:2014年5月22日 11時3分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=88467&type=0

ウルムチ市で爆発発生
=大きな爆発が数度、車が炎上し辺り一面に煙―新疆ウイグル自治区


●22日、中国・新疆ウイグル自治区ウルムチ市で爆発が発生した。

 2014年5月22日午前8時ごろ(現地時間)、中国・新疆ウイグル自治区ウルムチ市で爆発が発生した。
 新華社通信が伝えた。

 現場に居合わせたネットユーザーの書き込みによると、大きな爆発が数度にわたり発生し、車両などが炎上。
 辺り一面に煙が充満したという。
 爆発の原因や、被害状況はまだ伝えられていない。



レコードチャイナ 配信日時:2014年5月22日 12時26分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=88472&type=0

ウルムチの爆発で死傷者、目撃者「車2台が市場に突進し爆発物投げる」
―新疆ウイグル自治区

 2014年5月22日午前7時50分ごろ(現地時間)、中国・新疆ウイグル自治区ウルムチ市サイバグ(沙依巴克)区の公園近くにある市場で爆発が発生し、死傷者が出ている。
 詳細な被害状況に関してはまだ伝えられておらず、負傷者は病院で治療を受けているという。
 新華社通信が伝えた。

 報道によると爆発は車両の衝突により発生。
 目撃者は、
 「車2台が市場の人だかりに突進し、車内から市場に向かって爆発物が投げられた。
 車2台のうち1台が市場内で爆発した」
と話している。
 爆発の詳細については現在も調査が進められている。



レコードチャイナ 配信日時:2014年5月22日 14時50分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=88480&type=0

「極めて悪質な重大テロ事件」
=ウルムチの市場爆発、31人死亡、94人負傷―中国メディア


●22日、中国・新疆ウイグル自治区ウルムチ市サイバグ(沙依巴克)区の公園近くにある市場で爆発が発生。天山網は報道で、31人が死亡し94人が負傷したと伝えている。

 2014年5月22日午前7時50分ごろ(現地時間)、中国・新疆ウイグル自治区ウルムチ市サイバグ(沙依巴克)区の公園近くにある市場で爆発が発生。
 天山網は報道で、31人が死亡し94人が負傷したと伝えている。

 ウルムチ市では、4月30日にも駅で爆発事件が発生。
 当局は現場で死亡したウイグル族2人が実行犯だと発表し、イスラム原理主義の影響を受けた容疑者によるテロとの見方を示した。
 相次ぐ事件に同地域では緊張状態が続いている。

 初動調査によると今回の爆発は、車2台が鉄柵を破り市場の人だかりに突進。
 車内から市場に向かって爆発物が投げられ多くの死傷者を出した。
 同爆発について中国メディアは、「極めて悪質な重大テロ事件」と伝えている。



AFPBB News 2014年05月22日 15:38 発信地:北京/中国
http://www.afpbb.com/articles/-/3015592

中国新疆・ウルムチの朝市で爆発、31人死亡 新華社


●中国西部・新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)のウルムチ(Urumqi)で、立ち入りが制限された爆発現場の周辺を警備する警察官。EYEPRESS NEWS提供(2014年5月22日撮影)。(c)AFP/EYEPRESS NEWS

【5月22日 AFP】(写真追加)中国西部・新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)のウルムチ(Urumqi)で22日、露天市場に2台の車が突っ込み、車から爆発物が投げられるなどして、少なくとも31人が死亡、90人以上が負傷した。
 国営新華社(Xinhua)通信が伝えた。
 新華社は「深刻なテロ事件」と報じている。

 新華社の報道によると、オフロード車2台が市場にいた人々に向かって突っ込んだ後、1台が爆発した。
 事件が起きたのは現地時間午前7時50分(日本時間同8時50分)ごろで、目撃者の証言によれば、複数の大きな爆発音が聞こえたという。
 市場は恒例の朝市でにぎわっていたという。

 マイクロブログの「新浪微博(Sina Weibo)」には、並木道に横たわる被害者や座り込む人々、何かが炎上している様子、警察の規制線内で立ち並ぶ露店の上に煙が立ち込める様子を写した画像が次々と投稿された。
 現場から100メートルと離れていない場所にいたという微博ユーザーの1人は、
 「大きな爆発が複数あった」
 「炎や分厚い煙が立ち上り、車や品物が炎上するのを見た。露天商たちは身一つで逃げまどっていた」
などと書き込んだ。

 イスラム教徒のウイグル人が人口の多数を占める新疆ウイグル自治区では最近、暴力的な事件が増加している。
 中国政府は自治区の分離独立を目指す過激派と外国勢力によるテロだと非難しているが、それは政府の強硬策を正当化するための誇張に過ぎず、実際の原因はウイグル人に対する経済的不平等と文化的・宗教的抑圧だとの指摘もある。

(c)AFP/Neil CONNOR




【輝かしい未来が描けなくなった寂しさ】



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