2014年5月9日金曜日

世界のトラブルメーカー中国(1):『"奇形環境"製造工場』へ、人類最悪の抗生物質乱用大国

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●7日、オランダの調査機関モチバクションが発表した報告書で、64%の中国人が自身を環境保護主義者だと認識していることが明らかとなった。資料写真。


サーチナニュース 2014-05-08 16:17
http://news.searchina.net/id/1531786

中国の川や湖「158種の薬物汚染」、垂れ流し社会のツケは将来に

 華東理工大学と同済大学、清華大学の所属機関が共同で作成し、このほど発表した研究報告によると、中国各地の川や湖などの地表水を調べたところ、抗生物質やホルモン剤など医薬成分158種が検出された。
  主たる汚染源についてはさまざまな考えがあるが、淡水における養殖漁業における大量使用を指摘する声がある。
 多種にわたる薬物の人体などへの影響については科学的にも解明されていない。
 中国は「環境汚染のツケ」を抱え込み、ためつつある。
 中国新聞社が報じた。

  報告によると、検出された薬物のうち
★.抗生物質は68種、
★.非抗生物質類は90種
だった。
★.検出例の上位10位まではいずれも抗生物質
だった。

 珠江(流域は広東省)、黄浦江(流域は上海市)では、検出率が100%の抗生物質もあった。
 先進国における検出濃度が水1リットル当たり20ナノグラムであるのに対し、1グラム当たり数百ナノグラムが検出されるなど、「けた違いの汚染状態」を示す抗生物質もあった。
   中国の川や湖で抗生物質汚染が進んでいる原因のひとつとしては、同国が「世界最悪の乱用大国」であることが挙げられる。
 西側国家では、抗生物質の生産量は薬品類の30%程度だが、中国の場合には70%に達するとされる。
   また、中国では魚やカニ、エビなどの淡水養殖漁業が盛んだが、速く成長させたり病気を予防しようとして、大量の抗生物質やホルモンを養殖池に投下する。
   各種薬品の汚染源としては、汚水処理場、牧畜業、製薬会社や医療機関、農業などが考えられるが、「ホルモンと抗生物質については水産養殖業が主な汚染源」とみなす専門家がいる。
  抗生物質などを大量に摂取しつづければ、健康への影響が懸念されることになる。
 しかし、多種にわたる薬物の人体などへの複合的な影響については科学的にも解明されていない。
 中国は「環境汚染のツケ」を抱え込み、溜めつつある。
 将来にわたって影響を受けるのは中国だけでなく、
 周辺国ひいては『地球全体』
ということになる。
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◆解説◆ 
 中国は、自国における深刻な環境汚染を指摘された際に
 「中国は世界の工場となった。
 中国で物を安く生産することにより、中国以外のさまざまな企業、ひいては各国が恩恵を得ている。
 したがって、責任は中国だけにあるのではない
と主張する場合がある。
  考えてみれば、自国の「独立と自主」を常に強調する中国としては、奇妙な論理だ。
 まず、自国の産業を興したのは、中国自身の判断だったはずだ。
 工業などを発展させた際には、汚染問題に警戒せねばならない。
 研究と予防も、中国自身の責任だったはずだ。
 しかも、環境汚染に直面したのは中国が初めてではない。
 いわゆる先進国はすべて、工業化にともなう環境汚染に直面し、それをなんとか対処しつつある。
  中国が、「自国では低コストでの生産が可能」という状況を作りだして経済を成長させたとすれば、「富の蓄積」も、「環境破壊」を初めとする負の財産も、
 「中国の責任により、中国が享受し、あるいは解決せねばならない」性質のもの
であるはずだ。

  中国には、早い時期から
 「経済成長にブレーキをかけても、環境を悪化させないような対策を講じる」
という選択肢はあったはずだ。
 それをしなかった認識の甘さ、あるいは軽率さは、「中国自身の責任」ということになる。
 たとえ外国企業を大いに潤してきたとしても、それは「外国勢力」が強制したことではなく、「主権国家である中国が作り出した状況」だ。
  中国の環境汚染はもはや中国一国にとどまるものではなく、周辺の日本にも影響をおよぼしている。
 そのため、近隣の先進国として中国に対して環境問題の軽減を支援することは、日本の国益に合致する面がある。
 しかし、中国が安直な責任転嫁の主張をするようでは、日本が中国の支援をする意義は薄れる。
 中国自身が「当事者」として痛烈に反省しないかぎり、「日本が懸命に支援しても、中国が環境問題で再び同様の失敗を繰り返す」ことが予想できるからだ。
  長期的な効果が疑わしいとすれば、日本国内に「環境問題で中国を支援する」ことに反発する声は強まる。
 政権担当者としても、民意をないがしろにした中国支援は難しい。
 その場合、
 中国では環境問題がさらに深刻になり、自国民の政権不信、あるいは政権に対する反発がさらに高まる
ことになりかねない。
   中国当局は、環境問題をここまで悪化させた約20年間の自国の歴史を
 「適切に正視して深く反省し、
 真に『歴史を鑑(かがみ)とする』ことをやり遂げてこそ、自国民やアジアの隣国と共に『未来を向く』関係をつくることができる」
ということになる。


 中国はいまや
 『世界の奇形環境製造工場』
へむかいつつあるようだ。
 それと面と向き合う姿勢が共産党にあるかないかである。
 そのことによってさらなる「地球の汚染が進んでいく」 。
 もしなにもしないなら、共産党が滅びる前に、中国国土と中国人民が滅びてしまう。


レコードチャイナ 配信日時:2014年5月9日 6時50分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=87771&type=0

中国は「抗生物質乱用大国」、地表水から高濃度抗生物質68種を検出―研究機関報告


●8日、華東理工大学と同済大学、清華大学の研究機関が中国各地の川や湖など地表水における医薬品の存在(PPCPs)を調査したところ、高濃度の抗生物質68種類が検出された。写真は珠江。

 2014年5月8日、新京報によると、華東理工大学と同済大学、清華大学の研究機関が中国各地の川や湖など地表水における医薬品の存在(PPCPs)を調査したところ、高濃度の抗生物質68種類が検出された。
 また、非抗生物質の医薬成分90種類も検出された。

 調査報告書によると、検出された上位10位はいずれも抗生物質で、総体的な濃度水準と検出率がともに高く、珠江や黄浦江では検出率が100%の抗生物質もあった。
 また、工業先進国では検出濃度が水1リットル当たり20ナノグラムであるのに対し、数百ナノグラムが検出された抗生物質もあった。

 中国の河川から高濃度の抗生物質が頻繁に検出されていることについて、報告書では、薬品全体に占める抗生物質の割合が欧米諸国では3割と少ないのに対し、中国は7割を占めているとした上で、
 「中国は世界最悪の抗生物質乱用大国だ」
と指摘した。



 そして抗生物質が効かない世界が出現したとき、中国だけの話ではなくなる。
 地球が危なくなる。
 この国をどうにかしないといけないのだが、その方策はない。
 今そこにある危機が迫ってきている。


ロイター 2014年 05月 1日 13:49 JST
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0DH27Z20140501/

抗生物質効かない耐性菌が世界で拡大、WHO「壊滅的被害も」

[ロンドン 30日 ロイター] - 
 世界保健機関(WHO)は30日、最も強力な抗生物質さえ効かない耐性菌が世界で拡大しているとする報告書を発表した。 
 WHOは、耐性菌が年齢や国に関係なく、あらゆる人が感染する可能性があると指摘。
 現時点で公衆衛生にとって大きな脅威で、被害が「壊滅的になる」との見方を示した。

 薬の誤使用や過剰な服用が、
 細菌が抗生物質に耐性を持つよう変化する原因になるという。

 WHOは114カ国のデータを基に、今回初めて耐性菌に関する国際報告書を作成。
 日本やオーストリア、オーストラリア、英国、カナダ、フランスなど、少なくとも10カ国で淋病の患者に抗生物質が効かないケースが確認された。

 WHOのフクダ事務局長補は
 「非常に大きな問題だ。
 あらゆる傾向から問題が拡大していることが示されている」
と危機感を示した。



レコードチャイナ 配信日時:2014年5月9日 19時18分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=87798&type=0

64%の中国人が自らを環境保護主義者と認識、
割合は欧米の倍―海外メディア


●7日、オランダの調査機関モチバクションが発表した報告書で、64%の中国人が自身を環境保護主義者だと認識していることが明らかとなった。資料写真。

 2014年5月7日、ロイターによると、オランダの調査機関モチバクションは同日に報告書を発表、
 中国人の64%が自身を環境保護主義者だと認識している
ことが明らかとなった。
 これは欧米の倍を超える割合だ。
 8日付で中国紙・参考消息(電子版)が伝えた。

 同調査は20カ国の消費者4万8000人を対象にインターネットを通して実施された。
 欧米の環境保護主義者がリベラル派であるのに対し、中国の環境保護主義者は比較的保守的で、伝統的なアジアの価値観を持ち、科学技術による環境問題解決を重視するという特徴があることが明らかとなった。

 中国は世界最大のグリーンテクノロジー投資国だ。
 これにより中国が将来的に強い競争力を持つ国になる可能性もある。
 また、多国籍企業が中国の環境保護主義者を理解し、その潜在力をいかに利用していくかを考える必要がある、と報告書は述べている。


 本人が環境保護者だと思い込んで、環境を汚染させているとしたら、ますます中国の自然環境は破壊されていくだろう。
 もし、生態系環境の悪化で出現する「人型モンスター」がいたとしたら、おそらくその発生地は中国になる。
 そんなおぞましい夢が見られるのが昨今の世界情勢である。
 核実験によって発生する人型モンスター(ゾンビ)は知られているが、
 環境汚染によって発生するゾンビは「チャイナ・ゾンビ」と名付けられるのだろうか。




【輝かしい未来が描けなくなった寂しさ】


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